土浦に、宍塚大池というため池があります。
この池の周辺は、いわゆる”里山”という環境が広がっています。
里山とは、自然環境に人の手が程よく入ることによって多様性が増し、豊かな生態系が築かれた環境のことを言うのだと、個人的に理解しています。
こうした環境を次世代につなげようと活動しているNPO法人「宍塚の自然と歴史の会」が、野鳥の会茨城県と共同で開催している探鳥会に参加してきました。
ちょっと堅苦しい導入でしたが、要は、鳥を見に行ってきました。
実は私はヤチョラーなのですが、この探鳥会のリーダーもヤチョラーでして、前回参加したときに便利な使い方を教えてもらいました。
で、私は屋外の筆記にも万年筆を使いたいと思うほど万年筆、というかインク好きでもあるのですが、この日はとても寒くて、かすれて字が書けませんでした。
「気温が低いと万年筆はダメだ。私はこれを使っているよ。」と教えてくれたのが、三菱パワータンク!(名前の圧がすごい!)
リーダー曰く、「どれだけ寒くても絶対書けるし、上向きでも書けるし、水の中でも書ける!」とのこと。
(いや、水の中で字を書こうと思ったことはないなあ)
ということで帰宅後、早速発注しました(お店で探したけど売ってない)。
今度の週末、使うのが楽しみです。
で、鳥見ですが、うまく写真が撮れた鳥だけ紹介すると、ビンズイというセキレイの仲間が出てきました。
ビンズイ
眉の後ろらへんの白い部分が識別ポイントとのことです。
この日は観察できませんでしたが、枝の上の歩き方に特徴がある鳥です。
少し歩いて池に到着。
ミコアイサは真っ白で目立ちますね~。
写真のように池にはたくさんのカモ類がいましたが、たびたびざわついて落ち着きがありませんでした。
近くにオオタカがいるようです。
同じ猛禽類でも、トビやノスリの場合は水に浮かんでいる限り襲われないらしく、カモたちは騒がないそうです。
でも、彼らにとってオオタカはヤバい!
オオタカは爪で獲物をぐわしとつかみ、水に沈めて窒息させてから持ち去ってゆっくり食べるそうです。
こわいですね~。
途中、他にもいろんな鳥が現れましたが、最後にジョウビタキの雌が出てきてくれました。
上品ですね~。
めっちゃこっち見てる。
ずっと近くにいて、かなりアップで綺麗に撮れました。
ということで、かなり楽しい探鳥会でした。
宍塚大池はちょっと遠いですが、毎週土曜日にいろんなテーマで自然観察会をやっていますし、他にもいろんな企画があるようなので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
[…] ・3/19 宍塚大池探鳥会 そこそこの距離を歩きますが、ほぼ平坦で歩きやすく、いろんな環境があるので飽きません。 ため池にたくさんいるカモ類を狙ったオオタカや、小鳥などを狙うハイタカを観察できる可能性が高いようです。 宍塚大池と同じく、つくばが近いです。 1月に参加したときの記事もどうぞ。 […]