バードウィーク行事として年に一度開催される筑波山探鳥会。
午前6時に筑波高原キャンプ場集合ということで、4時半デッパツで行ってきました。
この探鳥会の特徴は、「ガチな登山」であること。
今回はGPSロガーを持って行ったので、コースプロフィールを紹介します。
筑波高原キャンプ場から女体山の山頂まで、等高線をぶった切るようにぐんぐん登っていきます。
その後、ケーブルカーの山頂駅まで移動し、自然探求路という周回コースを反時計回りに歩きます。
終盤に男体山山頂を通るのですが、探求路に入ってすぐ、無駄に下っていくんですよね。
周回コースなので、下った分だけ後で上るわけで、「マジっすか…」っていう気分になります。
というようなコースです。
登山が趣味な人には散歩みたいなもんらしいですが、素人には結構きついです。
今年は飲み物と補給食を用意して、万全の態勢で臨みました。
基本的に声を楽しむ探鳥会ということで、撮れた鳥は1種類だけでした。
ですが、その1種類が彼だったので、もう大満足です。
いやあ、もうね、本当にかわいいですよ。
たまんないですよ。
声だけじゃなくて姿も抜群にかわいいですね。
他には、鳴き声だけでしたがセンダイムシクイ、オオルリ、クロツグミ、ヤブサメ、ミソサザイなど、山地ならではの鳥たちがたくさんいました。
というような感じで、5時間弱登山してキビタキを見た探鳥会でした。
実は先日、さわ野杜のすぐ近くでもキビタキの声を聞くことができました。
多分、移動中に休憩してただけで、その日以外は声を確認できていませんが。
昨年ですが、鵜の岬や小木津山自然公園で姿を見ました。
水戸の桜山(探鳥会が開かれる場所です)にも毎年居つくようです。
このように、ちょっとした森さえあれば、意外と身近にいるようです。
裏磐梯なんかに行くと、さすが県の鳥だけあって結構簡単に見られますので、おすすめです。
そして姿を見るためには、やはり声を覚えるのが近道と思います。
キビタキはいろんな鳴き方をするので、いろんな音源を聞き、声質(音色)を覚えるといいかもしれません。
キビタキ情報、ありがとうございます!
今年見られたらいいなぁと思いながら、まずは声聞くのを目標にしてみます。
福島市に小鳥の森って探鳥地があるんですけど、そこでもキビタキを見られるようなので、そのうち行こうと思います。